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後悔しない清掃会社の選び方とは

【清掃の品質が悪い】【仕様通りの清掃内容ではない】など、清掃会社の選び方で失敗することもあると思います。原因は多々ありますが、清掃にかかる費用の安さ(のみ)で決めてしまう事が失敗の原因になることが多いです(内容の伴った安さなら問題ありません)。
清掃は誰がやっても同じ、高くても安くても内容は一緒、という考えもあるかと思います。しかし清掃技術や清掃に対する考え方は清掃会社によって大きく異なります。
それが清掃内容の違いを生む理由になっています。清掃料金が安い会社には、安いなりの理由があるのです。だから高い会社が良いのか・・・そうでもないのが皆様の悩みどころではないでしょうか。

今回は清掃会社選びで失敗せずに、良い会社に依頼するためにはどうすれば良いのかを考えていきます。

清掃業界って?

失敗しないためにも清掃業界がどういうものなのかを知ることが大事です。清掃会社の違いを説明していきます。

フランチャイズシステムの清掃会社

全国展開している清掃会社に多い形態です。皆さんがよくご存じなコンビニと同じで、【直営店舗】と【オーナー店舗】に分かれています。簡単なイメージで説明しますと、【直営店舗は本社が直接管理運営している店舗】店舗の失敗などは本社が責任を取ります。【オーナー店舗はお金を払って看板を借りている店舗】店舗の失敗などはオーナーが責任を取ります。
メリットはほぼ全国対応が可能という点と上場している会社も多いため安心感は絶大であるという点です。
デメリットはオーナー店舗の場合はオーナーが責任を取り切れない場合そこで終わりという点と、看板を貸している本社が各店舗から広告宣伝費・手数料・専用の道具を本社価格で納品するため最終的にはお客様の依頼単価が比較的高いという点です。

一括相見積もりサイト

インターネット上の相見積もりサイトです。清掃の依頼をすることでサイトに登録している複数の清掃会社から見積をとることができます。清掃会社はサイト運営者に手数料(成約してもしなくても)を支払って掲載をしているケースや案件ごとに決められた費用を払う。ということが基本です。
メリットはその名のごとく相見積もりが取れる点です。複数の会社が依頼を取り合うことになりますので価格競争が発生して費用が安くなる点です。デメリットは手数料がとられてしまうため何が何でも仕事を取るためにあり得ない低価格が案外普通に出てきてしまう点です(品質は神頼み)。

意外と気づかない方も多いですが、その地域の全清掃会社に依頼が伝わっている訳ではありません。
あくまで【サイトにお金を払っている会社】のみに依頼しているという点を忘れてはいけません。

中小の清掃会社

簡単に言うと【地元の清掃会社】です。
メリットは中小の清掃会社は自社で清掃員を雇用しているケースが多いです。が、品質については各企業の教育次第なので事前にホームページや実際にあって確認することが重要です。
正直に言いますと当たり外れが多いですが、現場が清掃会社から近かったり、地元での評判が大事ですので【安さ】と【良い品質】の両方を兼ね備えている会社も含まれています。

デメリットとしては、遠方になってくると交通費や諸経費が増えたり、そもそも依頼ができない場合もあるということがあります。

良い清掃会社の選び方

清掃会社選びで失敗しないためには、お客様自身が大事な点を把握している必要があります。
後悔しないためにも、業者を見極めることが大事です。

清掃会社の規模だけで決めない

これは弊社の規模が大きくないから・・・ではありません。
規模が大きかったり、有名な会社であることはかなり大事です。が、それだけで安易に依頼することはお勧めできません。受注した仕事を下請けに依頼するだけの会社もあります。更にひどくなると自社ではその作業の知識や実践経験が無い場合すらあります。
その結果依頼者と清掃担当者のコミュニケーションがとりづらく、トラブルが解決しないことがあります。清掃担当者に清掃知識があるか、要望などが現場で作業している方まで伝わるのか、総合的に信頼できるかを気を付けましょう。弊社も規模を大きくしていく目的をもっていますし当然の事ですが、品質自体には規模は関係ないのです。

見積の値段だけでは決めない

見積やホームページなどに掲載している金額の安さだけで決めるのは要注意です。現場に出ている私が見てもどこをどうしたらそこまで下がるのか訳も分からないくらいの値段も見聞きします。
コストを下げれば安く清掃を依頼することが可能ですが、清掃サービスの主な原価は【人件費】と【機材費】です。むしろほぼ人件費といっても過言ではない場合もあります。コストを下げすぎると清掃品質も清掃時間も同時に下がっていきます。
依頼したものの1ヵ月たたないうちに新しい清掃会社探し・・・・なんてことになれば目も当てられません。そのため、清掃会社に対して【自分はどのような清掃を望んでいるのかを伝える】ことは一番大事な事と言えます。その下げれる範囲でどこまで値段が下がるのかが重要です。
清掃の知識があればお客様にとって適切な提案をしてくれます。

見積内容のわかりやすさ

見積書の内容がわかりやすく書かれているかどうかも大切なポイント。清掃内容の詳細が記されておらず、「一式」のような記入がされている場合は、必要な作業が入っていない場合があります。
清掃はやればいつまでもどこまでも終わりが無いものですので、具体的にどのような内容なのか、どんな仕上がりなのかは必ず事前に確認してから契約しましょう。これで失敗する可能性を大きく下げることができます。
また、すべての汚れがとれる訳ではありません。耳障りの良い言葉ばかりでなく、そのような言葉がでてくるかも大きなポイントです。

電話対応や現地調査の対応

電話で問い合わせた際の対応の良さや、現地調査の有無も清掃会社を判断する基準になります。電話口での言葉遣いや対応などから、その清掃会社の企業体質を感じることができます。現地調査せずに見積りを出す会社もあるので要注意です。

安全管理

清掃中にトラブルが発生してしまうことがあります。そのような事が発生しないためにも【安全対策用具の準備】や【周辺を通行される人へのお声がけや配慮】などができる会社かどうか、トラブルが発生した場合の補償があるかなども信頼のおける清掃会社かどうかの判断基準になります。

よくあるトラブル

清掃会社選びで失敗しないためにも、よくあるトラブルについて知っておくことは重要です。

仕様書どおりの清掃をしていない、品質が低い

よくあるトラブルとして、【清掃が適当で仕様書で決められた箇所が清掃されていなかったり、清掃の品質が低いため汚れが残っている】などがあります。仕様書に沿った清掃がなされないのは清掃会社の企業体質にあるため、問い合わせ段階での対応やクチコミなどの評判が判断の材料になります。また、清掃の品質に関しては清掃の専門知識に問題があるため、清掃の研修が行われているかが大事です。

清掃スタッフが素人

素人の方が悪いのではありません。清掃を行う方の感覚のみに頼っていると清掃品質のムラがでてしまうことがあります。普段からどのような研修を行っているか、どれくらいの教育を行っているか、自社で清掃部隊をもっているかなどで判断することができます。

清掃会社に依頼するときの確認事項

良い清掃会社と巡り合ったとしても、手放しですべてを任せるのではなく、お客様の方から積極的に確認していくことが重要です。未然にトラブルを防いだり、清掃会社の悪意に関係なく、そんなはずではなかったという事を減らせるからです。

清掃会社が対応可能かどうか

まずは問い合わせすることを考えている会社が問い合わせ内容の清掃が可能かどうかの確認です。契約が欲しくて受注をしても、お客様の思うようなサービスができない会社も存在するからです。もっとひどいものでは、最初から手を抜く前提で受注する会社もあります。問い合わせ前にその会社のホームページのメニューに該当しそうな清掃が掲載しているか、どんな清掃ができるのかを確認しましょう。

清掃箇所が明確か

見積りや仕様書で清掃箇所が明確になっているか必ず確認しましょう。清掃箇所が明確でないと、清掃の品質にムラがでたり、清掃員が変わるたびにサービス内容が変わるという事が起こってしまうからです。

ホームページがあるかどうか

ホームページがあるから全てにおいて大丈夫ではないのですが、ホームページ自体の運営費用は大したことはありません。やはり時代にあったサービスを提供する上でも、常に時代にあった会社運営は必要だと思っています。私個人の意見にはなるかもしれませんが、ホームページがあるという事はその費用をまかなえる売り上げがある会社と考えるのが妥当だと考えます。

比較してから自分に合った清掃会社を選びましょう!

清掃会社選びに失敗しないための方法をご紹介させて頂きました。清掃技術が高く、良い清掃会社かどうか見極めるポイントは1つだけのことで判断せず、色々な視点から会社を比較することが大事です。
大体2~3社くらいは比較してみることがお勧めです。
比較しなかった場合、すぐに公開したり、ほかの会社が気になって仕方ない・・・なんてことがあるかもしれません。

弊社にはほかの会社から移行したお客様が多数いらっしゃいます。
比較する会社に是非、福永不動産管理も参加させて頂けたら幸いです。必ず選んでいただけると自負しております。

宜しくお願い致します。

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