スマホから電話する

マンション管理で気を付けたい蚊の対策

蒸し暑くなる季節、気付くと蚊が発生します。蚊に刺されると、痒いだけではなく病気の感染症を引き起こしてしまうかもしれません。的確な管理や清掃をすることで、蚊の対策をしていきましょう。今回は蚊の発生源と対策についてご紹介いたします。

蚊はどこから発生するのか?

なるべく蚊が発生しないように、蚊の発生ルートをおさえておきましょう。蚊は、水が溜まった場所に産卵をして1週間ほどで成虫になります。
マンション敷地内で水が溜まりやすい場所とはどこでしょうか?

エアコンの室外機

居室に設置してあるエアコンの室外機から排出される排水に注目します。適切な排水ルートが無ければ、水が溜まってしまい蚊が発生する原因となってしまいます。排水ドレンが短い場合は、できるだけ長いものに変更して排水口に直接つながるようにしていきましょう。居住者にも排水についてのお願いなどすると良いでしょう。

共用部の観葉植物等

観葉植物の鉢植えにある受け皿にも水が溜まりがちです。観葉植物の鉢は大きいものが多いため、水が溜まるとなかなか排水されません。こまめに受け皿の水を捨てるか、できるなら受け皿を使わないようにした方が良いかもしれません。

雨水の排水

築年数がかさむと、雨樋へ流れ落ちる共用廊下の排水口の流れが悪くなる場合があります。土砂などで詰まっている場合もあります。排水口の周りのコンクリートが経年劣化で減ってしまい流れが悪くなり排水しにくいこともあります。
適度に掃除したり、必要に応じて排水管洗浄をすることをおすすめします。

最後に

水の発生源を抑えることで、蚊の発生も抑えることができます。蚊が増える原因の「水たまり」を増やさないように気を付けることが大切です。物件の敷地内に放置されたゴミの容器など、少しの水たまりでも繁殖してしまいますので、ゴミの出し方などにも注意することが必要です。
産卵後1週間で成虫になることを考えると、毎週1回しっかり清掃することである程度防ぐことが可能です。是非、夏場の清掃の際には水たまり除去を気にして清掃していきましょう。

ブログ一覧に戻る

このページのトップに戻る