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酸性洗剤を使用したマンション清掃

マンションの共用部は普段から綺麗に保っていきたい場所です。
効率よく掃除をしようと考えると、利用する洗剤も最適なものを選んでいく必要があります。

洗剤の種類ですが、成分によって「アルカリ性」と「酸性」の洗剤があります。
それぞれの洗剤によって得意とする汚れがありますので、場所や用途によって使い分けることで時間短縮・効率よく作業できます。

今回は酸性洗剤の特徴や、酸性洗剤での掃除に適した汚れの種類についてご紹介いたします。

酸性洗剤って?

酸性の洗剤には、酸の力でこびりついた汚れを溶かす、主にアルカリ性の汚れを中和して落とす効果があります。
液体がアルカリ性か酸性化はPH(ペーハー)という数値で見分けることができます。

数値が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性が強くなります。
間の7の数値が中性です。

更に細かくなると弱酸性、弱アルカリ性なども存在します。
ですので、適材適所で洗剤を選んでいく必要があります。

酸性洗剤が適した場所は?

マンションやビルの共用部であるトイレ・洗面所・ホースなどにでてくる水垢は酸性洗剤でよく落ちます。
また、小便器などにいつの間にか溜まっていく尿石を落とすのにも適しています。

水垢や尿石などはアルカリの性質をもつミネラルが固まったものです。そのため反対の性質である酸性洗剤をかけると成分が中和されて柔らかくなりこすると簡単に落ちてくれるのです。

逆にアルカリ性や中性洗剤をつけてしまうと中和されにくいため汚れが柔らかくならず、こすっても非常に落ちにくいままになってしまいます。
洗剤は適していない汚れの成分には非常に効果が薄くなってしまうのです。
適材適所、道具も洗剤も効果的に使用することが効率の良い清掃に繋がります。

大がかりな清掃はプロにお任せすることがおすすめです

酸は、硫酸やホウ酸に代表されるように肌を溶かす成分も含まれています。
市販の水回り専用洗剤程度の使用であればもちろん影響はわずかですが、広い面積を掃除する共用部の清掃ともなると、かなりの酸性洗剤を使用するため手肌への刺激も大きくなってしまいます。

なので家庭内の清掃はご自分で、共用部など汚れがひどい場所は扱いに慣れているプロに頼むのが一番効率よく綺麗にできるのです。

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